FC2ブログ
2019-05-13

5月 後半 大判焼き日替わりカレンダー

5月予定(常時 あずき・キーマカレー・ハンバーガー)
* 都合により急遽変更する場合があります。

15日 カスタードクリーム
16日 ナゲットマヨ
17日 ごまあん
18日 チーズ
19日 休み
20日 チーズinカレー
21日 カスタードクリーム
22日 ナゲットマヨ
23日 ごまあん
24日 チーズ
25日 チョコレート
26日 カスタードクリーム
27日 ナゲットマヨ
28日 ごまあん
29日 チーズ
30日 チョコレート
31日 チーズinカレー
スポンサーサイト
2019-05-02

5月 前半 大判焼き日替わりカレンダー

5月予定(常時 あずき・キーマカレー・ハンバーガー)
* 都合により急遽変更する場合があります。

4・5・6日 休み(連休)
7日 ナゲットマヨ
8日 チョコレート
9日 チーズ
10日 カスタードクリーム
11日 ごまあん
12日 チーズinカレー
13日 チョコレート
14日 チーズ
15日 カスタードクリーム

2019-04-11

4月 後半 大判焼き日替わりカレンダー

4月 後半 大判焼き日替わりカレンダー

4月予定(常時 あずき・キーマカレー・ハンバーガー)
* 都合により急遽変更する場合があります。


15日 ごまあん
16日 カスタードクリーム
17日 ごまorカスタードクリーム
18日 チーズ
19日 ナゲットマヨ
20日 チーズinカレー
21日 休み
22日 カスタードクリーム
23日 チーズ
24日 ナゲットマヨ
25日 ごまあん
26日 チーズinカレー
27日 カスタードクリーム
28日 ナゲットマヨ
29日 チーズ
30日 カスタードクリーム
5/1日 ごまあん
2日 チーズinカレー
3日 ナゲットマヨ
4・5・6日 休み (連休)
2019-03-27

4月 前半 大判焼き日替わりカレンダー

4月予定(常時 あずき・キーマカレー・ハンバーガー)
* 都合により急遽変更する場合があります。
1日 ナゲットマヨ
2日 チーズ
3日 さくらあん
4日 カスタードクリーム
5日 チーズ
6日 ごまあん
7日 休み
8日 さくらあん
9日 ナゲットマヨ
10日 チーズ
11日 ごまあん
12日 カスタードクリーム
13日 さくらあん
14日 チーズ

2019-03-27

平成31年4月号(第92号)

右手人差し指の指先の背中がチクチクして、先の方から撫でてもなんでもないのに、反対から撫でると、チクチクします。じっと見るのですが、なんかよくわかりません。なにか指紋の間に小さな黒い点があるような気がして、触ってみると何ともありません。しかしもう一度なぞってみると、やっぱりチクチクします。とても不愉快です。電気スタンドをつけてじっくり見てみます。なんだかもやもやします。眼鏡をはずすとくっきりと見えます。キウイの毛みたいなのが刺さっているのが見えます。老眼になったと言ったら、脇で聞いていた6歳の子供が、老眼で死んだら、頑張ってお墓を立ててあげると言いました。なるほど、どのように自分が死ぬの判りませんが、老眼で死ぬのだけは勘弁です。大した人生ではありませんが、例えば今から挽回して、すごく頑張ったとして、なんかプチ偉業を成し遂げ、ちょっとした有名人になったとします。中年過ぎに努力をして失敗を重ねてついに成功しました、みたいなことに、たとえなっていたとしても、結局紆余曲折あって、最後の最後には「老眼により没」と刻まれるわけです。死に際に「もっと光を!!」みたいな、なんか良く解らないけど意味深そうな事を言っても、結局「老眼により没」です。年譜の最後の一行が強烈すぎて、結構頑張っても大抵なことは薄れてしまいます。「老眼により没」が、みんな持っていってしまいます。冬の横断歩道の白い所のツルツルで死ぬのは嫌だなと、かねてより懸念しておりましたが、老眼で死ぬのは、それの何倍も嫌です。たとえば僕が死んだら、そっと忘れてほしいのです。でもそんな気持ちとは裏腹に暫くは、どうして死んだの?と話題になるでしょう。顔の認識もおぼつかない子供の同級生の親なども「老眼で死んだらしいよ」「うそっ!!」などと学童の前で井戸端会議の主役になると思うと、本当に情けなくなります。残された嫁は、なんというでしょう。「老眼で死んだというと笑われて恥ずかしい」という理由で、まず怒るでしょうね。「なにしてくれてんだ」と。「同情されにくいわ」と。老眼死を伏せて、病死とするのでしょうか。事故死じゃないですよね。病死なんですかね老眼で死んだら。老眼は病気ですか?変死か怪死かわかりませんが、保険下りますよね。警察は来ますか?それとも病院に運ばれてなんかされますか?臓器は全部提供するに丸を付けていますが、アイバンクはやっぱり駄目でしょうね。悪いことだけ考えないで、良いことがないか考えてみます。僕の知る限り、僕以外で老眼で死んだ人はいません。いやまだ死んでいませんが。「まだ」も変ですね。とにかく老眼で見えにくくて死んじゃった人は、数多くいると思いますが、直接の死因というのは、世界広しといえども、僕が初めてではないでしょうか。それは自慢できますか?できせんね。やっぱりろくでもない死に方です。前からスズキメガネさんに早めに老眼鏡を作って練習しておいた方がよいと言われていました。早速スキップしながら遠近両用を作りに行くと、なんと長期休業になっています。高校生で初めて眼鏡を作ってから一度も他に行ったことがないので、どこに行けばよいかもわからず、近くの物とか、将来とか、色々なものがぼんやり霞んでいます。7年半に渡り、一貫して特に役に立たない情報を流して来た茂八通信ですが、コラム自体はその時の思いつきですが、近年の働き方改革、人手不足問題などの影響で、制作スタッフの負担も大きくなってきておりまして、ろくろく校正もせず発行している状態でした。体制を整えるまで、暫くおやすみさせていただきます。ご理解、ご指導、ご鞭撻、ご注文の程 よろしくお願いいたします。
2019-03-11

3月 後半 大判焼き日替わりカレンダー

3月予定(常時 あずき・キーマカレー・ハンバーグ)
* 都合により急遽変更する場合があります。


18日 さくらあん
19日 かぼちゃクリーム
20日 カスタードクリーム
21日 チーズ
22日 さくらあん
23日 ごまあん
24日 ナゲットマヨ
25日 カスタードクリーム
26日 さくらあん
27日 ナゲットマヨ
28日 カスタードクリーム
29日 さくらあん
30日 チーズ
31日 ごまあん
2019-02-26

3月 前半 大判焼き日替わりカレンダー

3月 前半 大判焼き日替わりカレンダー
3月予定(常時 あずき・キーマカレー・ハンバーガー)
* 都合により急遽変更する場合があります。

1日 かぼちゃクリーム
2日 さくらあん
3日 休み
4日 ナゲットマヨ
5日 カスタードクリーム
6日 さくらあん
7日 かぼちゃクリーム
8日 チーズ
9日 ナゲットマヨ
10日 さくらあん
11日 ごまあん
12日 チーズ
13日 かぼちゃクリーム
14日 さくらあん
15日 ナゲットマヨ
16日 かぼちゃクリーム
17日 休み

2019-02-26

平成31年3月号(第91号)

これからは電子マネーの時代です。会社にも5万円もするカード決済の端末があるのですが、分厚い説明書と面倒な手順で、結局使える人と使えない人が出たために、サービスを統一し「使えない店」ということで一貫して主張を通してきました。今はあの店員がいるから使えるけど、今は使えないでは、お客様に大迷惑をかけてしまいます。しかし、自分自身もカード決済が多くなり、そうこうしている間に電子マネー等を、政府を上げて動き始めているために、キャッシュレス対応を否応なくしなければならなくなってまいりました。そこで、電子マネー決済のサービス導入の大きな一歩を踏み出そうとして、初めの一歩で足をグネリました。はじめの一歩でグキッとなったというよりは、はじめの一歩を踏み出さそうとした軸足が滑った感じかもしれません。その原因が「紹介キャンペーン」です。普通に登録すればそれで良いのですが、初めに登録する時に、すでに登録している店舗からの紹介という事で、紹介店舗の情報を入れるだけで、紹介者は1500円貰えるらしいのです。気軽に、会社を経営している友人(以下 甲)に電話をしました。どうせ入会するのだから、誰かが儲かるなら、それで良いかなと軽い気持ちでした。甲は、そのサービスは興味があるけど導入していないということでした。ひとしきり今後のキャッスレス化の将来を話し合い、電話を切ったのですが、そこから熾烈な争いが始まったわけです。つまりどちらが先にサービスを開始し、紹介者になるかということです。土曜日だったのですが、キャッシュレスの会社に電話をすると、月曜日に担当者から折り返しますという事でした。しかしなんと甲はすでに土曜にはネット上から申し込み、資料請求を果たしたと自慢げに知らされ、ふつふつと怒りが湧いてまいりました。しかも、こともあろうに「まー僕が紹介しますよ」という、絶対に言ってはいけない暴言を僕に浴びせてしまったのです。よく考えれば、申し込んでからサービス開始まで3週間程度の審査期間があるので、何方も紹介を受けることは不可能なのですが、そんな問題では無いのです。僕がこれからの社会情勢を考えて、先にキャッシュレス化を考えたのに、いわば僕のキャッシュレス化なのに、僕の話を聞いて感化されたヤツ…ではなく甲のほうが、一歩先を進んでいるわけです。絶対に負けるわけにはいかないのです。一日でも良いから、僕のほうが先に審査を通ってサービスを開始しなければいけないのです。今日法務局に登記簿謄本履歴事項全部証明書を取得し、よく見もせず直ぐ郵送しました。甲は資料を取り寄せて、資料を見ながら電話で教えてもらうことになったと、上から自慢げに言っていましたが、きっとまだ謄本をとっていないので、恐らく僕がリードしています。僕よりも2日早く動き始めた気持ちの余裕が甲を傲慢にし、動きが緩慢になっていることに自分で気がついていないのは、実に片腹痛いです。しかし今それを自慢げに教えたら、また寝首をかかれるかもしれません。今暫く密かに粛々とキャッシュレス化を進め、先に審査を通った暁には、どんなに相手が時代についてこられていないか、如何に先見の明が無いか、どんな辛辣な言葉で罵ってやろうか選定中です。
2019-02-26

平成31年2月号(第90号)

老若男女の心を掴んで離さない寿司について、魚市場のT氏の半ば強要ともいえる要望があり、大人の事情で、断りきれず、ここに書かせて頂きます。一度は断ったのですが、「イヤ、マヂデ」ということでした。段々と書く内容も詳しく指示し始めたので、「もう自分で書けばいーじゃん」と思いましたが、電話での圧力で思わず「ワカリマシタ」と言ってしまいました。大筋で事の経緯を説明します。クリスマス用の寿司やケーキを発注したところ、子供2名を含む4人家族に、わさびギンギンの3人用の寿司が届いて、翌日返金してもらったという話です。差額でよいと言ったのですが、結局寿司を食べ、後に全額返金を頂いたので、とりあえず恐縮する話です。誰もが年末の混乱の中、一生懸命やっている中で起こることなので、誰が良いとか悪いとかいう話ではないと思います。そう、初めから悪い人なんていないのです。でも、しかし、あえて、どうしても一人必ず悪い人間をあげろと言われれば、僕はそうは思いませんが、一般論として、あくまで一般論として、やはりどうしても僕からお金を受け取って商品を届けてくれた魚市場のT氏の線が一番濃いわけです。その悪人疑惑筆頭たるT氏が、悪人がいるのであれば被害者であろう僕の、それも会社のコラムに事の顛末を載せつるよう執拗に迫る訳です。一体これは何だ?という疑問が消えません。しょーがないので、とりあえず詳しく経緯を説明します。ことの異変は5日程前にさかのぼります。7年前から入会している世界サンタクロース連盟(WSA)系の日本組織である全日本サンタクロース協会、通称NSKの下部組織である一般財団法人東北サンタクロース協会山形ブロック鶴岡支部本町ニ丁目西部担当会員の一員である僕に、今年も指示書が来て、言われたとおりの仕入れをしました。そこまでは良かったのですが、その後子供の手紙を発見しました。指示書とは全く異なる要望リストが、たどたどしい字で一生懸命切々と書いてあります。「俺に渡されてもしょうがないから、窓に貼っておきなよ」と言いながら、気が滅入ります。サンタにも事情があるんじゃ無い?などという言葉も力が入らないため、声量が足りず子供の耳に届きません。追い打ちを掛けるように、22日に行われた英語教室のプレゼント交換会で、子共達が、僕が指示されて仕入れ済みの品物を持ち帰って大喜びで遊んでいます。ダダかぶりです。更に気持ちは沈みます。気を取り直して、かねてより発注していた寿司を囲んでクリスマスイブという事になりました。そこで満を持して食卓の真ん中に現れたのが、各種類3個ずつ入った寿司です。9種3個で計27個。4人で割ると一人頭6.75個という事になります。回る寿司で言えば3.375皿分です。量は同じだから卵入りの安いのにしなよ平民なんだからという僕の意見を袖にし、写真のウニ軍艦に魅入られ、奮発して年に一度の贅沢と貴族用の寿司を発注した嫁も、ウニが無いことに気付くと顔を曇らせます。仕方がないので、僕だけ白ごはんで食事を食べ始めた時に、わさびギンギンの直撃を受け、下の子が倒れました。その後僕も白ごはんでお腹がいっぱいになった頃、一生懸命わさびを取っている脇で他のものを食べていた子どもたちがお腹いっぱいになり、寿司は半分残りました。時刻も遅くなりクリスマスケーキも食べないということになりました。翌朝変色したカチカチの寿司を一人で僕が食べていると、子どもたちがプレゼントを抱えて起きてきて、パッケージを少し破ってダダかぶりを発見し、途中で開けるのをやめ部屋の隅に移動して、コソコソと話をしていました。「ぜんぜん違うね」というつぶやきのような言葉が、茶色い中トロをつまんでいる僕の背中に突き刺さり、茶トロが喉に詰まります。会社で笑い話でその話題を出すと、取り次いだスタッフ経由で、魚市場のT氏の耳に入りました。T氏は伝票を精査し、自分サイドに否がないことを幾重にも確かめると、むくりと鎌首をもたげ、全然関係のない日頃の鬱憤を全て込め、満を持して元請けに対し、わざわざ僕の実名まで出して猛抗議してくださった結果、全額返金して頂きまして本当にありがとうございます。とうい訳で本年も宜しくお願いいたします。
2019-02-25

平成30年12月号(第88号)

散々な一週間でした。心配はいらないのですが、上の子供が一週間入院する事になり、突然だったので、バタバタしていた二日目に猫が尿道結石に倒れ、緊急手術となりました。病院での泊まりでは、他のお父さんの、ものすごいイビキの日と、本のページをめくるのもはばかられる程の静寂な日のどちらかで、ホトホト疲れました。病院に泊まりで無い日は、先に退院した猫が不機嫌でよそよそしく、たまにナジルような視線を浴びせてくるので、居心地の悪い思いをしました。子供もやっと退院し、猫の機嫌も治るかと思われた時に下の子が風邪から胃腸炎と中耳炎を併発しました。もどしながら耳の痛さにのたうち回っている時に、東京の弁護士からホームページの画像の無断利用で85600円の請求が来ました。配布当時は商用利用可能な無料画像ということだったのですが、現在は有料だからお金を払えということのようです。警察に行き、消費者庁に相談し弁護士さんの予約待ちです。病院から7日分の入院費用10680円の請求書が届き、猫の入院費16300円より安いのに驚き、ふらふらのまま現場に行って、犬の糞を踏みました。踏んだ時は気付かなかったのですが、帰りの車の中で悪臭が漂いました。犬の糞は昭和の産物と思っており、平成の犬は糞をしないのかと思っていましたが、まだ平成の終わりになっても糞をしている犬が実際居るようです。耐えきれずビニール袋に靴を入れて、内履き用のクロックスに履き替えお客さんに会いに行き足元を見られました。寒空の中、服とアンバランスな靴が気になるようだったので、事情を説明しました。笑いはとったものの、恐らくそのお客さんの中では、「あの犬の糞の人」みたいな形で忘れがたい印象を残したと思います。自宅に戻り朝用意していた燃えるゴミを出し忘れていることに気が付き、ため息を付きながら胃薬を飲もうと思ったら湿気でガチガチに固まっていて、付属の貧弱なスプーンではびくともしませんでした。
2019-02-16

2月後半 大判焼き日替わりカレンダー

2月予定 (常時 あずき・キーマカレー・ハンバーグ)
※都合により急遽変更する場合があります。

16日 カスタードクリーム ・ チーズinカレー
17日 定休日
18日 レモンあん
19日 ナゲット
20日 ごまあん
21日 かぼちゃクリーム
22日 カウタードクリーム
23日 チーズ
24日 ナゲット
25日 かぼちゃクリーム
26日 ごまあん
27日 チーズ
28日 クリーム

2018-11-06

平成30年11月号(第87号)

ついにこの日がやってまいりました(by鳥取スタバ珈琲)。新しく、元気な大判焼き屋さんが近所にできました。黒船を初めて見た浦賀の人も驚いたでしょうが、僕もその半分以上驚きました。どんな人がやるのだろうと思ったら、友人がSNSの記事を見せてくれました。きれいなお姉さんの写真が出てきて、絶体絶命大ピンチと思いました。友人の気遣うような、同情丸出しの、笑いを噛み殺し切れていない表情が、事態の深刻さを如実に物語ります。うちの原価のやたら高いザラメ粒餡だけがたよりです。でも考えてみると、最近へこたれて第一・第三日曜日は定休日を頂いているので、肩の荷がおりた気がします。もっと店ができて、街歩きが楽しい鶴岡市になれば良いなと思います。仕事では毎日毎日他にも大小様々な、ある意味黒船が来るので、心配の種は尽きません。毎日が浦賀です。だから言うまでもなく晩酌がはかどります。美味しいお酒だと進むので、嫌いな焼酎の水割りを飲んでいます。大五郎です。一杯までのおかわりは、誰に文句も言われることがないと自負しております。一杯目は当たり前です。無論です。二杯目は今日一日仮病も使わず頑張った自分へのご褒美です。ところが三杯目からは、自分でも罪悪感が芽生えます。翌日休日なら良いのですが、平日となると、やはり三杯目は駄目な気がします。そこで頭を働かせてビールジョッキを購入しました。購入するやいなや嫁から大ヒンシュクを買い、直ぐにジョッキは鉛筆立てになりました。次にこっそり475ml入る大きなグラスを購入しました。今までの倍入ります。しかし洗おうと思ったら食洗機のコップコーナーに入らず、皿コーナーに置くと皿5枚分のスペースを取るので苦情を言われましたが、二ヶ月程知らぬふりをして通しました。しかし自分で食洗機を使うときに、この皿5枚分の475グラスがものすごく邪魔で腹が立ちます。そこで食洗機のコップコーナーを厳密に採寸し、ギリギリ入る大きなグラスを探したところ、435mlと若干小ぶりにはなりますが、背が低く径の大きいカフェオレグラスなるものを発見しました。あとはこのグラスの径の大きさと表面張力を利用して、どれだけ焼酎を盛り上げて注げるかという練習するのみです。酔っ払ってしまえばこっちのもので、黒船とも全然仲良くなれます。
2018-11-06

平成30年10月号(第86号)

うちの7歳児の幼馴染が、イギリスから遊びに来ていたので、月山高原牧場に虫を取りに行ってまいりました。この子の母親は、僕の幼馴染でもあります。月山登山を計画していたのですが、前日に英国の7歳児がアスファルトの駐車場でヘッドスライディングをし、取れかけの乳歯二本を失うと共に、顔やひざやひじも、鬼おろしでおろした様な状態になるという大事故に見舞われたため、急遽ふもとで虫を取ることになりました。うちの嫁、7歳児二名、6歳児、5歳児も一緒です。初め子供たちがトンボなどを追いかけまわしているのを、ベンチに座って親たちはゆったりとお茶などを飲んでいましたが、オニヤンマが通り過ぎるたびに鼻で笑うような挑発的な視線を僕に向けます。降りかかる火の粉は払わなければいけないので、渋る子供たちの虫取り網を奪い取り、後半は子供たちの「虫取り網返せコール」も完全無視して、真剣にオニヤンマを捕獲いたしました。オニヤンマとトノサマバッタの捕獲をしてしまうと、差し当たって昆虫のくせに僕を挑発するものも居なくなったので、何か他の虫でも居ないかと雑木林に足を踏み入れました。するといきなり巨大な糞がありましたので、獣医師の資格を持ち、野生動物の専門家でもある、英7歳児母を呼びました。彼女は色々な人から「これは何の糞?」と始終聞かれているようで、名前を呼んだだけなのに「ふん?」「ふん?」「ふんなの?」「ふんなのね?」と言いながら林の中に入ってきました。僕の見つけた糞を指さすと「これは~ 大きさと言い、食べている物と言い...熊ですね」と言います。「熊という事は、つまりマークーという事ですか?」と僕が聞くと「つまりマークーですね」と言います。僕はマークーの糞の中から、今まで一度も見たことのないような美しい「センチコガネ」という虫を見つけ出しました。ネットで調べてみると「飼えるが、主食は糞なので、家族の寛大な協力が必要」と書いてありました。あまりの美しさに持って帰ろうか迷ったのですが「センチコガネ 価格」で検索してみると「200円~500円」と書いてあったので、何の未練もなく即捨てて帰ってきました。
2018-09-10

平成30年9月号(第85号)

ついにかねてから懸念していた事態が起こりました。カブトムシ室内行方不明事件です。学生の頃に二度同じような事件に遭遇しています。一度目はコクワガタで、学生時代にアパート一人暮らしの時、電柱の下に落ちていたコクワガタを捕獲し、イチゴの空パックに入れて飼育しようとした初日の夜に早速ワンルームアパートで行方不明になりました。いくら探しても出てきませんが、眠ろうとすると、どこからかカサコソと小さな音がします。電気をつけていくら探しても発見には至りません。この状態になると、生活が著しく制限されます。室内での動きは緩慢になり、いちいち自分が歩こうとする場所、寝転がろうとする場所、クッションの裏などを点検してからでないと、行動に移せないということになります。夜トイレに行こうと思っても、探り探りです。朝起きて確認すると、テーブルの上に置いたエサが食べられていたりします。結局一週間毎日の不眠と、スローモーションでの動きを強いられる結果となり、最後は綿ごみだらけのままエサを食べているところを発見し、すぐに軽くデコピンしてから外に放しました。二度目は同じ学生時代、車の中です。ノコギリクワガタがノコノコ路上を歩いている所を捕獲し、車の助手席に乗せて、家に着いたらもう何処にも居ませんでした。これも全然出てきません。仕方ないので、車の窓を開けっぱなしにして、もういないと思っても忘れたころにどこからか音がします。一応入れたエサを食い散らかした跡があります。結局こののこのこのこぎりくわがたは、最後まで出てきませんでした。開けた窓から自然に帰ったのか、まだその車の中に居るのかは、永遠の謎です。話を戻しますが、本日朝に子供がラジオ体操から帰ってきて、カブトムシの脱走に気づきました。脱走というよりも、かねてからきつく注意していた部屋のドアの閉め忘れにより、どう猛な肉食動物の端くれである、猫田よもぎ氏が侵入し、虫かごをひっくり返した形跡があります。破片などがない所を見ると、全部ぺろりと食べたのか、どこかに逃げたかと思われます。この話にオチはありません。現在絶賛行方不明の真っ最中です。しばらくは「だからカブトムシを飼うのは大反対だった」と不機嫌を隠そうともしない母親におびえつつ、四人家族でスローモーションで生活することになります。
2018-09-10

平成30年8月号(第84号)

昨年は、密かに吊るしたフリフリ坊主の影響もあってか、運動会が中止になったため、今年が初めての運動会参加となりました。参加してみると、それまではなんとなく嫌でしたが、結構楽しい物です。2年生になった7歳児が徒競走で3位になりました。きっとえらい政治家であれば、1位にできたくらいの僅差でした。自分の大人としての腕力の無さを感じました。7歳児は、「僕は持久走が早いから、徒競走も頑張れた」と言います。例えば馬のように何十キロも走る能力が、持久走の能力で、チーターのように、一瞬で100k/hで走る能力とは違うよと教えてあげました。たとえばお母さんは、山登りなどに行っても、ハーハーゼーゼーと全然ついてこれないのに、いたずらをしたり、悪口を言ったりすると、ケモノのような勢いで襲ってきて、スペンと叩くけど、それは無酸素運動であり、持久走などの有酸素運動とは、また違った能力だから、練習をしなければならないんだと。ちなみにお母さんのおなかのポニョにエネルギー源の... 等と話を続けていると、7歳児の表情が凍り付き、振り向くと嫁がケモノのような素早さで走り寄ってきて、逃げる間もなく僕の背中を袈裟懸けにひっかいて家事に戻りました。運動会の話に戻りますが、数年前に紅組と合併した我ら赤桃組は、昨年最下位の9位から7位へと大きく躍進を図り、反省会でも一切反省することなく、お互いに自画自賛の嵐でした。唯一かわいそうだったのは、ムカデ競争で、小ムカデと母ムカデは、コーナーがある関係で、前の方からスタートするのですが、必ず父ムカデのところでカーブになり、ほかのチームに抜かれます。考えてみれば当たり前の話ですが、毎年反省会で小ムカデと母ムカデは頑張ってるのに、父ムカデが不甲斐ないと、父ムカデが責められ、酔っぱらった父ムカデたちがクネクネと言い訳しているのは、かわいそうだなと思ってみてました。
2018-06-22

平成30年7月(第83号)

山菜初心者の自分たちですが、更なる初心者を連れて、ワラビ採りに行ってまいりました。初めのころは、やはり山形に住んでいるのだから、山菜を取らなければイカンと思い、ウルイっぽいやつとか、ミズっぽいやつとか、一応採ってきては見た物の、針金のように固かったり、よく見ると、ヤケに艶々していて怖くなったりして、結局一生懸命集めて、家に帰って全部捨てました。山道にグミっぽい実を発見し、口に入れたところ2時間ほど苦みが取れませんでした。帰って調べてみたら、ヒョウタンボクという、名前は間抜けなのに、えげつない毒性の実だったことが判明し、その後は攻めの姿勢を一転してワラビを専門とする穏やかな山菜初心者に戻りました。ちなみにヒョウタンボクを調べて怖かったのは、説明書きに「毒性(成分不明)嘔吐 下痢 痙攣 昏睡」と書いてあり、その「毒性の成分不明」の部分が、やたら怖く感じたわけです。現代科学で解明されていないのは、プラシーボ効果とヒョウタンボクの毒性位ではないでしょうか。その点ワラビは裏切りません。コゴメだかゼンマイだかの、いわゆるかじかんでる系も、全く何が何だかわかりません。考えてみれば、子供の恐竜図鑑などを見ても、どう猛なティラノサウルとトリケラトプスの死闘の後ろで、プテラノドンの下にシダ植物はさも当然のようにかじかんでおり、その歴史から見れば、人間なんてちっぽけなものと思います。というわけで、ワラビ採りの中でも定番中の定番である、三瀬の八森山スキー場に行き、毎年綿棒クラスのワラビをむしり取ってきている訳ですが、今年は其処に山菜スーパー初心者コンノ親子を誘って行って来ました。7歳児二名と5歳児1名は、わらびを採りつつ蛇の死骸をつついたりしながら、なんとか登頂を果たしましたが、お母さんが山麓付近を離れようとしません。頂上から見ると赤い点の様に見えます。もしかして苦々しく思っているのかなと、そそくさと下山して行ってみると。「マダアル」と言っています。まだ有る?「もしかしてこの山のワラビ全部採るつもりですか?」と聞いた所、パンパンのビニール袋を抱えて「この山にあるワラビ、全部持って帰ります」という答えで驚きました。うちだけでも相当の量を採ってましたので、とても食べきれないと思いました。ツルンと喉を通るワラビ餅にして、黒蜜をかけてごくごく飲もうと思い、帰ってネット検索した所、「まず始めにわらびの地下茎を…」と書いてあり、マウスを放り投げました。
2018-06-22

平成30年6月(第82号)

嫁に怖いものを聞きました。発展途上国の食べ物を食べてピーピーになるのが怖いそうです。オプションでおなかが痛くて、うずくまっているところに野良犬が来て匂いをかがれたら、より怖いそうです。車を運転している時、UFOが飛んで来て、勝手にGPSの様な便利グッズ的なヤツを埋め込まれるのも怖いらしいです。でも特に怖いのは「幽霊電車」だそうです。幽霊電車、名前バリ怖いです。一体全体それは何なんだと聞いた所、見当もつかないとのこと。幽霊電車の存在を認めて、電車もろくに通らない鶴岡で幽霊電車に恐れおののいているのに、その内容が「わかりません」では、ちょっと筋の通らない話です。そもそも鶴岡で走っているのは、電車では無く汽車です。よく話を聞いてみると、子供の頃に、図書館かどこかで、タイトルだけを見たのだが、怖くて中を見ることは出来なかったのだそうです。しかし、そのタイトルから、どんどんと自分で勝手に幽霊電車を想像し、もう、いてもたっても居られないくらい怖く、もう中年ど真ん中の今も、ただひたすら怯えて生きているのだそうです。ご苦労な話です。嫁が想像するには、普通に電車にのると、その時は日常的なのですが、気がつくと、もう周りが幽霊だらけのウッジャウジャの超満員状態で、もう軽く幽霊がはみ出す程パンパンに詰まった状態で、どこか知らない遠くに連れて行かれるのだそうです。成る程と思いました。僕のイメージ上の幽霊電車と違います。結果的にどこか知らない遠くに連れて行かれるのは、否めないとして、過程が違います。幽霊というものは、やはりチラリズムの要素を多く含んでおり、幽霊でパンパンになったら、ちょっと違います。幽霊の淋し気な希薄感というか。頭にシャンプーの原液を、いくらてんこ盛りにしても洗浄できないのと同じで、幽霊も、やはりある程度薄まっていないと本領は発揮できないと思うのです。自由に動けないというか。適正な希釈倍率や水分活性というものを無視しては適正な効果は得られません。そもそも一人ひとりの幽霊にそれぞれ長い悲しいストーリーが有り、その背景から醸し出される悲しみやら呪いやらが、もうグッツグツに発酵して成熟し撹拌され、それが満を持して幽霊になって現れるわけで、それが二人同時でもややこしくなります。お菊さんとお岩さんが一緒に出てきたら、怖さ倍増とはならず、なんだか面倒くさいヤツら、みたいになります。話なげーよ、みたいな。それが事もあろうに、電車一両パンパンの状態で出てきたら、もうひとりひとりの背景とかそういうのではなく、結局戦略としては、見た目の怖さを全面に押してゆくしかなくなると思うのです。それって幽霊でしょうか?最初のインパクトで勝負するのは幽霊ではなく、おばけです。なんなら電車いっぱいのミミズの方が、まだ攻撃力がありそうです。という訳で、僕の想像する幽霊電車には、幽霊はちらほらしか出てきません。そんでどこか知らない遠くに連れて行かれます。しかし本当の幽霊電車というのは、どんな話なのでしょうか。
2018-06-22

平成30年5月(第81号)

小さい男の子が2尺(約60cm)~6尺(約1m82cm)位の長さの棒のことを、生まれつきこよなく愛するのは、習性でしょうか。それとも科学的に解明されているのでしょうか。大人になった今でも、男子たるもの棒があったら、とりあえず手に取り、意味もなくフリフリしたり、右手で持って左手でペチペチするのは、XY染色体のYのところに含まれている、なんかよく解らないバカな遺伝子の影響では無いかと思います。手ぶらで山に登っても、男子は帰りに必ず杖をついています。その杖も、初めは貧相ですが、適度な長さ、太さ、形を選びながら、道すがら取捨選択しつつ、だんだんとグレードアップしながら進みます。現場に不要な長さ100cm位の金属や丈夫な木製などの棒があると、なんだかわからないのですが、倉庫の端の代表取締役コーナーに取っておいたりします。先日は古いスキャナを分解したところ40cm位の無垢のステンレス棒がひょっこり出てきました。長さは物足りないものの、重さに魅了され、自宅の宝物箱に入れようとしたのですが、若干はみ出したため、本棚に置いてあります。嫁は聞きます。「これ何?」と。説明に困り、自分でも考えます。「これはなんだろう?」と。取り敢えず重量感のあるステンレスの棒です。「何かに使うの?」と畳み掛けます。「何に使うのだろう?」と僕は思います。本棚からも若干はみ出している重量感のあるステンレスの無垢の棒が捨てられるピンチです。しっかりした返答をしなければ無くなってしまうと、焦れば焦るほど、その棒の存在意義は霧に包まれます。そもそもY染色体にしかわからない、人類存亡に関わる重大な理由があるのかもしれませんが、ちっぽけな僕にしてみたら、もう「理屈じゃないんだよ」としか言えない欲し欲し衝動なのです。そんなピンチの中、土俵際で光が指しました。本棚からは棒の横に空箱も、はみ出していたのです。よく部屋を見渡せば、至る所にジャムやら何やらの、いろいろな形の空瓶もあるではありませんか。そこまで言ったら極めつけは、やっぱり紙袋です。毎日少し遠めのご近所におすそ分けして余りある程の紙袋が、棚の上はまだしも、棚と壁を始め、ありとあらゆる隙間に詰められています。それまで、あまり気が付きませんでしたが、そもそも我が家の棚という棚の最上部には、お菓子の空き箱やらヘンテコリンな瓶やらで溢れかえっているではありませんか。あと輪ゴムと紐も!!。この収集癖は男性のぼくには、とても理解できません。しかし、この点を理論的に詰めていくと、試合に勝って勝負に負けるというような、ロクな事がないことは、43年の経験で理解しているので、僕の大事なステンレス棒は、取り敢えず黙って壁とテレビ台の隙間の巾木の上に詰めることにしました。
2018-04-10

平成30年4月(第80号)

何処も一緒でしょうが、うちの子供も2~4歳位迄、救急車や消防車やパトカーが特に大好きで、言い易さからか、とりあえず全て「ピーポー」と呼んでいました。当時うちの前には消防本部があったので、出動の度にピーポーを窓から見送らねばならず、食事や入浴中でもピーポーが出動する度に作業が中断していました。毎日見ているのに、土日はピーポーを、どうしても近くで見ねばならず、必ず週末になるとピーポーを至近距離から観察に行っていました。ピーポーを見に行くと、ひとしきりピーポーを眺めた後、ふいに振り返り「ピーポーだねぇ」と言ったりします。僕も「うん、ピーポーだねぇ」などと返したりします。僕は「赤いのはピーポーじゃないねぇ」等とも言ったりします。子供は「赤いのもピーポーだねぇ」と返してきたりします。そんな中、東京の嫁の実家に帰っているときに、当時4歳児が手に怪我をしました。うちの建具は古く安いので重たいのですが、東京のバーバの家の建具は、オオバーバ仕様で戸車がついているために見た目よりも遥かに軽く動きます。うちの建具のつもりで渾身の力で戸を建てようと引っ張り、勢い余って建具と壁の間に指を強かに挟んでしまいました。見たことのないような泣き方で、出血の量も多く、傷口からは骨がはみ出している様にも見えるので、直ぐにピーポーを呼びました。到着に15分位かかったでしょうか。異変が起こりました。僕らには何も聞こえないのに、今まで火がついたように泣いていた当時4歳時が「あ、ピーポーだ」と言い出し、泣くトーンが下がったのです。暫くすると、僕らにもピーポーの音が聞こえてきました。出血量を見てもらうために、抑えていたタオルやちり紙を袋に詰めたり、血で汚れた服の着替えを用意している間に、だんだんとピーポーが近づいています。ピーポーがうちに到着した時は、当時4歳児は完全に泣き止み、ピーポーが来た嬉しさから、事もあろうに笑顔さえのぞかせています。ピーポーに乗り込んだ時は、穴があったら入りたい気分になりました。はじめてのピーポー搭乗に当時4歳児がはち切れんばかりの笑顔でピーポーだピーポーだとピーポー内で大興奮なのです。ピーポー隊の人からは、「小さい子なので障害が残る場合もあるから、今回はピーポーを呼んで正解です」と言って貰ったのですが。僕は小さい声で、嫁に「つねって泣かせて雰囲気出せ」などと言いつつ、ピーポーの隅で夫婦二人で小さくなってゴニョゴニョヒソヒソしているうちに、やがてピーポーは病院に着きました。当時4歳児はピーポーを大満喫してご機嫌でしたが、若い外科のお医者さんから傷口をグリグリされ、再び聞いたことの無い声で大号泣していました。
2018-04-10

平成30年3月(第79号)

先日コインチェックの「仮想通貨が流出して、580億円、なんかどっか行きました」というニュースをやっていた所、後ろで猫の短い「にゃ」という鳴き声が聞こえました。振り向いて見てみると、僕のダウンジャケットで寝ていた猫が、鬼のような形相で、食い入る様に7時のNHKニュースを見ていました。狼狽したような、怒っているようなその表情から、僕は瞬時にこの猫も仮想通貨をやっているのでは無いかと疑いました。コインチェックの餌食になったのかと。余目で拾って来た猫から、資産運用されていてはたまったものではありません。まさかとは思いましたが、猫の様な生活に憧れ「森さん、まだ働いてるんですか?もう働く時代は終わりましたよ。これからは寝て過ごす時代ですよ」と言いながら、虎の子の100万円をコインチェックに預け、一時200万円を超えた束の間、わずか数週間で43万になった友人と、醸し出す雰囲気が全く同じなのです。100万円の彼は、今は嫁に怯えつつ寡黙に働いていますが、猫はそのままなので、買ってないのかもしれません。ブロックチェーンの事は興味があり、ビットコインがずっと安いときから仕組みなどの解説を見ていたのですが、自分は買う事はありませんでした。しかし、他の人たちにブロックチェーンとか、仮想通貨とはなんぞやなどと質問に答えていたので、周りは僕も仮想通貨を持っていると思い込んで話をしているフシがあります。高騰した時はまだしも、暴落した時は「実は僕は持っていないんですよね」と言いづらくなったので、取り急ぎアマゾンで、ビットコインと書かれたコインを購入しました。はじめに買った4枚は、1枚当り500円でしたが、暴落後見てみたらなんと98円で売っています。悔しくてナンピンを打つため20枚買って、シャレでいろいろな人に配っていたのですが、先日見たら同じものが更に80円に暴落していました。悔しくて夜も眠れません。
2018-02-01

平成30年2月(第78号)

突然ですが、僕は飛行機が嫌いです。大変に怖いのです。自動車よりも全然大きく重たい飛行機が空を飛んでいるように思うのは、人間の錯覚に違いないと思っています。何かの間違いに決まっていると思っています。それでも何度かは海外に行く為に飛行機に乗ったことが有ります。それは、まさか船で行くわけにも行かず、まさしく背に腹は替えられないという、切実に追い詰められた状況です。だから、たかが東京に行くのに飛行機に乗るという事は、まず考えられない事で、基本的には日本国内であれば、自動車か電車利用しか考えません。だから、あのとてつもなく大きな鉄の塊が空を飛ぶということに、なんの疑問も無く、あっけらかんと東京に飛行機で行く、うちの嫁に連れられて帰京するうちの5歳児、7歳児は、既に僕よりも飛行機に乗った回数は多いと思われます。飛行機と同じくらい怖いのもとして、僕の中では、やはりヒグマです。ツキノワグマであれば、なんか知恵を絞って頑張れば、何とかならなるかもしれないという可能性がある気もしなくもないのですが、ヒグマはもうダメです。全然ダメです。全く勝つイメージが浮かばないのです。目をつぶってシュミレーションしても、やっぱり歯が立ちません。北極熊が最強とデータでは知っていますが、親近感が無いので全く怖くありません。話を戻して万が一の時、車や電車や船であれば、工夫のしようもありそうですが、飛行機は自信がありません。どうやって助かればよいのか皆目見当もつきません。数字的には一番安全な乗り物という事は重々分かったうえで、やはり自分の理解を超えた物は、恐怖を感じます。一番初めに飛行機に乗る事になった時に、友人に飛行機では土足禁止で、靴を脱いで入るというコテコテのガセネタをつかまされ、大恥をかくところでした。このように飛行機は多くの危険をはらんでいます。よく飛行機に乗る友人に、どのくらいの覚悟で飛行機に乗っているのかと聞いたところ、40過ぎてガリガリ君のアタリの棒を引き換えに行く位の覚悟だそうです。結構な覚悟です。 P.S知り合いの知り合いがビットコインの現物を持っているそうなのですがマジですか?
2018-02-01

平成30年1月(第77号)

お客様宅に車で到着し、そのお宅の前で打ち合わせをする前に、心を鎮め、滑らかに話をするために喉を潤そうとした時、その水筒を持つ手が滑り、股間が濡れた場合急転直下でピンチに陥ります。いわゆる晴天の霹靂という事態です。大体運転席で水筒を飲み損ねた場合に、位置的にも量的にも、かなり見栄えの悪い状態になります。うまい具合にシートを伝いお尻の方までぬれたりすると、中までは染みないものの、見た目上は相当な攻撃力を放つことになります。お客様が到着に気づいてない場合などは、遅刻クソクラエとばかりに車を再発進させ、離れたところで乾かすわけです。しかしお客様が時間通りの到着に気づき玄関灯を点けてくださったり、窓越しに軽い黙礼などを交わした場合などは、もう一巻の終わりです。完全にやってしまったと思われるいで立ちでお客様に対峙することになます。逆の立場で考えた場合どうでしょうか。配達の人でも誰でもよいですが、股間がうまい具合に濡れている大人が、何事もなく入ってきて、ふつうに話をし、通常業務を行った場合、平常心を保つことが出来るでしょうか。これはお客様に対するホスピタリティーを著しく欠いた行為と言えるでしょう。きっと僕だって見て見ぬふりをするのでしょうが、精神的ダメージは甚だ大きいと思われます。しかし僕の年齢になると、このような修羅場は、既に幾度となく潜り抜けています。初めのうちは「そこで水筒の水をやってしまいました」とお客様に見せ、軽い笑いを取っていたのですが、どうもその後お客様から下に見られるような気がします。なぜか作業料金も適正でない気がしてしまったりします。その後はオーバーズボンをはいてごまかしたり、玄関先での話だけの場合はビジネスバックで隠して、帰るときにジリジリバックを移動させ、お尻を隠したり等していましたが、先日とある職人さんに凄い解決法を聞きました。その職人さんの対処法というのは、「より濡らす」という物で、まさしく逆転の発想と言えます。僕には思いもつかない方法でした。つまり水筒のお茶を体全体になすり付け、ズボンばかりか上半身さえも濡らすという物です。「前の現場がアレで」等と訳の分からない事を言いながらお客様宅に入るそうです。僕はコソコソ隠す事ばかり考えていて、いわば逃げのオシッコタレでしたが(たれてませんけど)、その職人さんの方法は、濡れを逆に全面に押し出すという。まさしく攻めのオシッコタレと言えるでしょう。オシッコタレ界のチェ・ゲバラです。きっとこの人は死ぬ時も、前のめりに倒れて死ぬんだろうなと思いました。
2018-02-01

平成29年12月(第76号)

愛車コンドル5号が車検に行ったきり帰ってきません。僕はコンドル5号が無くなると半分くらいです。今コンドル5号の大切さを痛感しています。コンドル5号の無い今の僕は、馬の居ない武豊のようなものです。犬の居ない西郷隆盛と同じなのです。気軽に立ち寄ったお客さんから色の話をされても、コンドル5号があれば大丈夫。すぐにカラードグレーやCUDなど実用的な新色を含む、計632色と、更に「色差見本」の第2弾を収録した、色彩に携わる方には必携のツール日本塗料工業会発行の塗料用標準色ポケット版が、当然のように出てきます。雨が降ればポンチョも出てきますし、蛇に狙われれば、手ごろな棒も出てきます。両面テープも出てくるしバールのようなものも常備しているので、どんな釘でも抜けます。パイプレンチが有るので、結構な円柱でもねじれます。たまに床にある穴の二つあいた10㎝位の金属の何だかわからない金具を簡単に外す名も知れぬ道具も出てきますし、傾いている感じがするときに、垂直を見るレーザーも出てきます。胃薬も頭痛薬も絆創膏も各種電池も携帯の充電器も。いろんな太さや長さのネジだって出てきます。東にはまった車あれば組み立て式スコップも出てきますし、西に動かない車あれば、バッテリーケーブルだって出てきます。よそ行きの靴下と靴も出てきますし、極寒に耐えるオーバーズボンもあります。箪笥を滑らかすカグスベール70㎝タイプも二つも出てきます。無論小さな踏み台だって出てきますし、キイロスズメバチが出たら真っ向勝負を挑むラケットも出てきます。突然集金になっても、ちゃんと結構な量のお釣りも出てきます。水道の蛇口がだらしなくなっても、カツを入れるパッキンも出てきますし、ヒトスジシマカの大群に取り囲まれても、サラッとタイプの蚊よけスプレーも出てきます。しかし、いま代車として与えられた群青色の小さな車からは、何も出来てません。鼻をかもうと思ってもティッシュも無ければゴミ箱もありません。のどがイガイガしても飴もありません。油膜で見にくくてもクリンビューもありません。ジュースを買ったらドリンクホルダーがありません。左手に持ったままです。霧が出てもフォグライトもなく、夜走ると後ろの車のライトに照らされくっきり影が浮かび上がります。ハンドルもヌルヌルデューのです。43歳になり、少しは自分に自信も出てきていましたが、本当は自分には何の実力もないという紛れもない真実を、小さな群青色の車は僕に教えてくれます。名言グノーティ・セアウトン「汝、我を知れ」は古代ギリシャ時代ソクラテスが車検の折に心に刻んだ言葉かもしれません
2017-11-08

平成29年11月(第75号)

第一学区コミュニティー防災センターに投票に行ったところ、僕の番になり受付がざわつきました。みんなが「鶴岡市長選挙・鶴岡市議会議員選挙投票所入場券」と書かれた、ありふれた白いハガキを差し出しているのに対し、僕だけが「衆議院総選挙・最高裁判所裁判官国民審査投票所入場券」と書かれた緑色に光るハガキを「国民の権利ですから」とでも言いたげな、真面目な顔で差し出したからです。上の子が入院したために、5歳児を預けられ、その5歳児の手を引き「いいかい、清き一票というのはこのように投じるんだよ」「どうだ大人だろう」という僕の気持と、投票所独特の緊張感を肌で感じ、5歳児も緊張気味です。5歳児の緊張は、一人だけ列から外され別の席に移される父親のこわ張る様子を見て、更に高まります。係りの人が何か言っていましたが、とりあえず嫁に電話です。「毎日無駄に見てる鏡のところに吊るしておいたでしょう」という答えで、かくいう嫁は既に投票を済ませたとさえ言います。どうして教えてくれなかったのか、というか無駄ってなんだ等という押し問答をするような場所ではないので、小さくハイと言って電話を切り、係りの人に向き直りました。再発行できるそうです。無事再発効をしてもらい、係りの人・受付の人・市長選担当の人・市議選担当の人に、如何に嫁が意地悪かを、緑のハガキをヒラヒラさせながら手短に説明して帰ってきました。フローチャートにすると愚痴→再発効→愚痴→受付→愚痴→投票→愚痴→投票という順番です。帰りの車では、家に着くまでずっと5歳児と、嫁の意地悪さについて、熱い議論を交わし意気投合しました。このコラムを書いているのは10月19日の夜遅くですが、この時点で「鶴岡市長選挙・鶴岡市議会議員選挙投票所入場券」と正確に書くことができる人は、奇しくも手元にそのハガキを未だに持ち合わせている僕を除いて、ごく限られた人数しかいないのではないでしょうか。
2017-11-08

平成29年10月(第74号)

夏休みも最終盤となり、子供のラジオ体操に、付き添い参加しなければいけないことを思い出しました。僕が小学生の時は、それこそ毎日ラジオ体操に参加させられ、更に出たくもない草野球の朝練もさせられていた事を思うと、ずいぶん楽になったなと思います。草野球は、野球が好きな子供たちは自ら参加していましたが、僕は球技が大嫌いです。昔からなんか転がるものが嫌いなのです。野球帽が流行った時に、皆が被っている黒いGと書いてある帽子を買ってきたら、祖父が「頭やけなるから白いなさせ」と勝手に小松帽子屋さんに換えてもらいに行きました。その持ち帰った白いTの縦縞帽子をかぶって以来、何故か僕は仲間に村八分にされ、親しい友人ですら視線を逸らすようになりました。それからというもの、僕は球技の中でも、特に野球が嫌いなのです。ラジオ体操に行くと、絶対出たくないと言っているにも関わらず、コーチである小池八百屋さんが僕のところににじり寄り、野球に出ろと迫るのです。スポ少などの様に強制力もないので、断れば断れるのです。絶対嫌だというと、脅したりすかしたりして、結局小学校4年生の僕を鶴岡公園に連れていき、ノックなどをするのです。今でもおかしいと思うのは、それでも甲斐甲斐しくノックに飛びついたりしましたが、エラーなどをすると、小池八百屋さんが「お前やる気あるのかー!!」等と大人気もなく僕を怒鳴るのです。僕は当初から一貫して、全くぶれることなく、まっすぐに「全くやる気がない」ことを主張し続けているのに「やる気あるのかー!!」なのです。ねーって言ってるのに...とりあえず僕の時代のラジオ体操というものは、かくも過酷なものでした。それに引き換え今の子供のラジオ体操は、なんとたった2日しかないというのです。という事で、6時に起きて子供を連れてラジオ体操に参加しました。なかなか清々しいものです。二日目、いきなり最終日、早速子供が起きようとしません。業を煮やして「もう勝手にしろ、もうお父さんは行くからな」と焦る子供を尻目に玄関から出て、ふと心に隙間風の様な違和感を覚えました。それは以前、犬の散歩中、犬のお勤めの処理をしている間に、犬と嫁が移動し、結果犬も居ないのに往来の真ん中で犬のお勤め品を回収している状態になってしまった時と、とてもよく似ています。そのまま子供が追いかけて来なかったら、どうなるでしょう?おっさん一人で威風堂々とラジオ体操に参加です。しかもその日はラジオ体操最終日の為に、ご褒美のジュースが配られるという事前情報が、既に流れています。これではまるで、ジュース欲しさに子供も居ないのにラジオ体操に参加している残念なおっさんではないですか。「見て、ジュース欲しくて一人で来たみたいよ。あれって確かモハチのシャチョサンじゃない?」それはもうヒソヒソ話のオンパレードです。そこまで想像して軽く震え、家に戻り子供を引きずってラジオ体操に参加しました。
2017-11-08

平成29年9月(第73号)

先日の定期検診で、小心者だなと再確認しました。無論検診結果に書いてあった訳ではありません。毎回小心者だなと認識するのは、検診の採血の時ではありません。数年前に採血の時に、様子を見てやろうと思って、軽く貧血気味になった時も、誰にも知られず気を取り直し、渋くその場を立ち去りました。それ以来採血の状況を凝視するのは止めたので、意識が軽く薄れることもありません。ではどこで小心者を自覚するかというと、それは食事の時間です。前の日からの絶食もあり、とてもおなかが空いています。当然本間弁当さんの食事が楽しみでなりません。ちなみに僕はチキンの照り焼きが大好きです。そんな僕に本間弁当さんから派遣されたお姉さんが、優しく問いかけます。「お肉ですか?お魚ですか?」と。そんな時、僕はどうしても「にく」と言えないのです。「おさかなですか?おにくですか?」という問いに対し、まさか40過ぎた中年が「おさかなで」とは言えないので当然「さかなで」などと低めの声で言うのですが、「おにくで」または「にくで」と人前で言うのが、なんか凄く恥ずかしいのです。物凄く肉が食べたいのがバレるかもしれないと思うと、たまらないのです。「鳥で」とは言えます。「お鳥」という言葉が無いからです。でも「お肉ですか?」と聞かれて「鳥で」というのは、やはり滑稽なのです。そういった理由から、直前まで今回こそ肉を食べるつもりだった僕は、毎回魚を食べています。土壇場で制御回路が働き勝手に口が「サカナデ」と言うのです。魚を食べながら思うのは、魚も必ず裏切らないなという事です。当然そのあとに聞かれるご飯の量も「フツーデ」としか言った事がないのです。高校のハワイ修学旅行で飛行機に乗るときに、「fish?or beef?」と外人のCAが聞いてくるので、各自練習しておくように言われ、2週間余り必死で家で練習しました。「ビーフプリーズ」と。いざ本番、前の座席から順番が近づいてくるにつれて、滅茶苦茶緊張したのを覚えています。予定外に「fish?or chicken?」と聞かれ、頭が真っ白になり、小さい声で「ふ、ふぃっしゅぷりーず」といった時から、土壇場での僕と魚の付き合いは、始まっているのです。恐らくこれは、緊張状態でなければ普通に「肉下さい、なり、チキンプリーズ」とか言えると思います。では、何故健康診断の時に通常ではない精神状態になっているか。その考察も当然終わっています。それは着替えてすぐの採尿に原因があります。自分の尿を紙コップに入れて、赤の他人のオジサンたちの中で歩くという、非現実的な状況で、精神が極度に委縮しているのです。自分の尿をコップに入れて、それを持って人前で歩く状況は、人をとてもとても弱くします。さらに言えば、朝一に自分のう〇〇を受け付けのお姉さんに提出する時点で、相当オトメゴコロが傷付いています。来年こそは肉で大盛ご飯を頼むぞと思うのですが、成功するイメージが全く湧いてきません。
2017-08-15

平成29年8月(第72号)

森さんは、茂八通信でのコラムで、どのくらい話を盛っているのですか?と、いきなりデリカシーのかけらも無い質問をされた時のやり取りです。そんなもん、今のご時世、大人だったら黙って忖度でしょうと思ったのですが...ふと昨年の暮れ、某社の建築部長が少し残業して、遅くなったので急いで帰宅すると、大雪で木がクルマに倒れていて、車が破損してショックだったという話をたまたま思い出しました。僕だったら、せっかくそんなおいしいイベントがあったら、もっと面白く話すぞと思った事を覚えています。試しにその話を題材に、その質問者の前で自分なりに頑張って話を盛ってみることにしました。「クリスマスイブの日(まずここで、早速ひと盛りです。)に、ケーキを囲んで家族が帰宅を待ちわびる家路に着きたいが、残業で仕事が終わらない。やっと仕事が終わると、もう午前0時で下手するとサンタとバッタリ鉢合わせです。猛吹雪の中、時速160㎞のBダッシュで帰宅すると、折からの100年に一度の大雪で、庭にたまたま生えていた樹齢4000年のメタセコイアが根元から折れ、家族の団らんの象徴である愛車エルクランドに倒れて、その影響で、まだローンが180年残っているフルカスタムチューンの愛車エルグランドが縦に真っ二つに割れており、鯵の開きのようになっていた。傍らには板の破片も落ちていた。それを刮目した瞬間、気を失い、目覚めたら5年の歳月が経っていた。その後板の破片を調べると、フィンランドの物で、どうもサンタクロースのソリの破片らしいことが解った。この事故以降、どうやらサンタクロースは、いすゞのエルフに乗って活動しているらしい」という話が出来上がりました。この会話の相手が、「いや~ しかし盛りますね~」というので、僕も思わず後ろ頭をポリポリ掻きながら「いや~今日はたまたま調子が良かっただけで~ こんなに盛れるとは、自分でもびっくりですよ~」等と、その年ダントツ一番の訳の分からないお世辞と謙遜のやり取りを経て、その話は是非コラムに載せてくださいと言います。しかしこんなやり取りをコラムに載せると、僕は完全に虚言癖の変な人になって、そんな人のいる会社には、もう誰も注文を寄こさなくなるから嫌だ!と言ったやり取りを、急に思い出し、思わずコラムに載せてしまいました。いつもはもう少し事実に近いことを書くように努力しています。ところで話は変わりますが、と、はじめこれが前置きで毎年恒例の健康診断の話を書こうと思ったのですが、自分でも怖いくらい盛り盛りが止まらな過ぎて、完全に本題を書くスペースを失いました。

有限会社 森茂八商店 HP

2017-08-15

平成29年7月(第71号)

消費低迷が叫ばれる中、何万円ものお金を払ってスポーツジム等に通う方も少なく無い様です。うちで働いてくれれば、思う存分に体を動かし、汗を流し、更にお金がもらえます。一服の時にジュースさえ飲むことが出来、更に職人さんの下品な下ネタやおやじギャグなどの非日常的な特典も付くのにと思うのです。先日畳職人と畳を上げていた時、ふとその職人さんは、時間があるときスパールに行って、ランニングマシンで走っていると聞いたことを思い出しました。畳を運ぶのが辛いと、ヒーヒー言いながら仕事をして、そのあと走りに行っているのかと思うと、ひょっとしてコノヒトバカナノカナーと思いました。確かに世の中には、健康になる為なら死ぬことさえいとわない、と言うような人がいて、死をも恐れず体力作りに励んでいらっしゃったりします。健康決死隊とでも言いましょうか。やはりこれもある種のバカの亜種と思われます。かくいう僕も、40歳になったその日の朝から、俄然太りやすくなり、昨日までと同じ食事を採ると、何故か太るという現象が再現性ある形で確認できました。今現在は、昼食を食べないという荒業で乗り切っていますが、それでも気を付けないと体重増加に繋がります。そこで僕などはジムなどにお金を払わず、更にお金を貰いながら、体を動かす方法を編み出し実践致しました。その方法というのは、畳等の搬入搬出の時に、ターゲットの家から少し離れたところに車を止め、そこまで運ぶという、まさに簡潔にして画期的な方法です。額に軽く汗を浮かばせて、小走りで働く姿などは、なかなか様子も好ましいのです。結果から申しますと作戦は大失敗に終わりました。どこの家でも同じように「こっちに止めた方が近いよ」と不安げに何度も何度も言われ、結局「この人は物凄く頭が悪いのではないか、こんなシベリアンハスキーの様な体力バカに我が家の大事な畳を任せて大丈夫なのか?」などと、お客様の不安を盛大に煽る結果になっていることにハッと気が付き、静かに人知れずよしました。話題は変わりますが、我が社の契約社員がしきりに、いつから正社員になれるのかと、連日矢のような質問です。先日あまりに執拗なので、ちなみに、もしも正社員になったらどうなるのですか?と聞いてみました。すると意を決したように、まっすぐ目を見て「正社員になったら、思い切り気を抜きます」と、大胆な決意表明を正面から叩きつけられ、震撼しました。本日などは、その契約社員が正社員で無い事をうっかり失念したのか、隣の席で既に思い切り気を抜いて、「ヤルキニナラナイ」などの言葉を、完全に独り言の域を超えた音量で発しつつ、なんかくってます。聞こえないようにしても、どうしても聞こえてきます。僕はこの恐怖を、どう克服すればよいのでしょうか?

有限会社 森茂八商店 HP
2017-06-30

平成29年6月 (第70号)

6歳児が小学生になり、毎朝7時18分に出動していきます。ついこの間まで幼稚園児で、まさか第一小学校迄自分の足で歩いて行くなど、想像もできませんでしたが、一か月経ち登校姿も板についてきました。毎朝送り出した後、窓から、ちゃんと信号を渡れるのか、いつも緊張して見守っています。ちゃんと信号を守り渡っていく姿を見て、いつも頼りないのに、一人になるとしっかりするんだなと感動します。小さい体の上に、ただでさえ大きなランドセルに更に体操着袋を装着し、さながら戦地に向かう兵隊さんのような勇壮な後ろ姿は、頼もしくすら感じます。後ろ姿を見下ろしつつ、思わず「あんなに沢山背負って行くんだな~」と感慨にふけっていると、嫁が「恐竜の本も入っているんだから」と誇らしげに言います。そのドーヨというような言い方は、後で考えたら「重さも重たいんだよ」と付け加えたかったのでしょうが、その時は訳が分からず、このオンナは一体全体何を言っているのだろう?と思いました。帰りは学童保育なので、車でじーじの迎えですが、帰ってくるときは6歳児から朝の雄姿が薄れています。なんだか頼りなさげで、なんか一回り小さくなった気すらします。なぜならば6歳児は毎日何か忘れ物をして帰ってくるため、事実として紛れもなく一回り小さく、軽くなって帰って来るのです。カッパであったり、赤白帽子であったり、宿題であったり。まれに忘れ物がなかったかと思うと、知らない子の宿題ノートを持って来てみたりします。どうしても質量保存の法則に反して朝出た時とは異なる質量となって帰ってくるのです。そんな子供の親だからからなのか、先日は僕が子供を会社に忘れて帰宅しました。僕の場合は出勤時と同じ質量で帰宅したため、物理の大定理には反していないのですが、親としての原則に反していると嫁は言います。再度子供を連れ帰ったら嫁が言いました。おとうさんもうっかりだし、子供もぼんやりだし。それを聞いて僕は思わず、そうだね~「うっかりとうさん、ぼんやり子供、クソヨメ」と言ったら、自分だけジャンルが全然違うと、厳しく叱られ、ストレスからドライアイになりました。

有限会社 森茂八商店 HP

2017-06-30

平成29年5月(第69号)

我が家で、先日ちょっとした事件が起こりました。毎度の事ながら、お客様に伝えるべきか悩むところですが、どうしても僕には解せないのです。摩訶不思議で大変にミステリアスなのです。どうでもいいと思えば思うほど、やはり何が起こったのか真実が知りたくて仕方がないのです。事件は、またしても7時のNHKニュースの時間です。家族で二日目のカレーライスを食べている時に起こりました。子供たちには、カレー皿とサラダの小鉢がありました。サラダの横には、カレーと同じく昨日の残りのブロッコリーの茎が一本づつ載せてありました。テロ等規制法で国会が荒れているニュースから、パククネ大統領が警察に身柄を拘束されたあたりで、六歳児が言いました。「ブロッコリーをお母さんが食べた」と。嫁は、「なんであんたの食べかけのブロッコリーをとるのよ」と半笑いで返しました。ブロッコリーは、当初サラダの小鉢に添えられていましたが、六歳児がそれの端っこを少しかじり、カレーライスの上に置いたまでは僕も現認しています。それがいつの間にか忽然と姿を消したと主張するのです。当然僕は食べていません。普通だったら一番怪しい4歳児なのですが、子供たちは長テーブルの長辺同士に座っているために、その距離は150㎝です。ブロッコリーまで辿り着くには、僕とパククネの間を匍匐前進で通過し、更にアツアツのカレー鍋を乗り越え、テーブルを縦断しなければブロッコリーの茎には到達することはできません。状況的にはかなり難しいと思われます。それでなくとも、彼は昨日、自分だけ残した筑前煮を罰として「今日食べなかったら明日も出てくるよ」と言われて出され、その蒟蒻の三角形の先端部分を3㎝程度、口から露出させたまま5分以上もパククネを見ているのを僕が横目で確認しているので、いわば完全なアリバイがあるといえます。僕は少し気になったので、とりあえず子供を椅子から下してズボンなどを確認し、それから椅子の下を確認しました。何処にも無いのです。「ないなー」という僕の言葉を聞いた時に、嫁が言いました。「きっとコビトさんだね」と。おう?と思いました。理系の学校で偉そうに先輩風を吹き散らかしていた嫁の口から「コビト」という言葉を聞き、なんだか無性に腹が立ちました。僕は思わずズレた眼鏡を直すと、自然と言葉が出てしまいました。「ジツニオモシロイ」と。実際こんなに不思議なことがあるでしょうか?ブロッコリーは一体全体どこに消えたのか。床に落ちたのを猫が食べたのか?え?猫が?ブロッコリーの茎を?え?猫が?そんなことあります?「真実はいつもひとつ」と高名な探偵が言っていますが、これはかなりの難問ではないでしょうか。怨恨の線も金銭目的の線もありません。なにしろ僕達家族は全員ブロッコリーが余り好きではありません。栄養摂取の為、渋々食べているのです。しかも二日目なので、まだましなアフロ部分は既に無く、茎だけなので、きっと栄養もありません。そもそも子供の食べかけのカレーの付着したブロッコリーの茎などという物は、いわばこの世の中に存在する物の中でも、最もクダラナイ物の一つと言えます。そこから僕は子供を風呂に入れるついでに、裸にし服などを隅々まで探索し、ゴミ箱の中や床も、もう恐ろしくまじめに探しましたが、本当に何処からも出てこないのです。寝る前に嫁に「あれってどういう事だと思う?と聞いてみたところ「あ?何の話?」ともう全然興味すらない様子でした。その後どうなったかというと...結局そのまーんまです。実に面白くもなんともないのです。真実もひとつもないのです。数週間たった今でも、僕は折に触れ、ふっと消えたブロッコリーの茎の事を思います。僕の心のどこかで、コビト?という思いが芽生え始めています。


有限会社 森茂八商店 HP


プロフィール

荒物雑貨屋 森茂八商店

Author:荒物雑貨屋 森茂八商店
インターネットの荒物屋 森茂八商店 平社員のブログへようこそ

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる