琉球畳

平社員１号です。

「りゅうきゅうたたみ」の続きです。

「琉球畳」という言葉指すものが、畳業界とハウスメーカーなどの
展示場で言われる場合が異なっているというところに混乱のもとが有ります

畳業界では、琉球畳＝琉球表で織った畳表を使った畳

ハウスメーカーでは　琉球畳＝縁の無い畳全般

現在では畳屋さんも気転を利かせて、琉球畳の注文が有っても
価格などから判断して、丸藺草で織った目積表などをしようした
縁無し畳を納める事が多いですが

以前は、琉球畳の注文に対して、本当の琉球畳を納め
問題になったことが有ったようです。

平社員も琉球畳の上で生活していますが
本物の琉球畳は、ゴツゴツとした無骨な感じで、ざっくりと織ってあり
素朴な中にも力強さがあり、通常の畳には無い魅力が有ります

デメリットとしては、通常の畳よりも価格が高く、荒っぽい織りなので
通常の畳よりも座った感じが粗いです。

まとまらずに書き始めたら、最後まで混乱したままですが
とりあえず言いたいことは

一度本物の琉球畳も見てください
それで織った畳は素晴らしいですよ

琉球畳

有名な産地は大分県ですけれども、生産量がとても少なくなっています。
写真は中国四川省で手織りをしている物で
琉球畳表に関しては、国産も中国産もあまり価格に大きな違いは有りません。
（厳密にいうとピンキリですけれども）

詳しくお知りになりたい方は、お気軽に森茂八商店に
お問い合わせ下さい。

0235-22-2388

琉球畳って？ No.１

平社員１号です。

今日は畳材料卸問屋の平社員として畳の話を．．．
畳業界の中でも混乱しているようにおもう「琉球畳」について

専門的に言うと、以下の説明に異議が有る方も居ると思うのですが
基本的に僕の頭の中での区分分けです。

「琉球畳」という言葉は、住宅展示場廻りをする方や
実際にリフォームや新築を考えているかたは
殆ど知っているのでは無いかと思います。

物凄く簡単に言ってしまうと　畳の両脇に縁（へり）の無い畳
全般を琉球畳といっているようです。
実際にハウスメーカーの多くは、縁が無ければ全て琉球と
説明しているところが結構有るようです。

つまり主流の考えでは「縁無し畳」＝「琉球畳」のようです。

畳業界での琉球畳という物は、全く違う概念なので
混乱する方が多くいるようです。

畳業界でいう琉球畳は、どういう物かというと
「琉球畳表を使った畳」を指しています。

つまり琉球畳表に縁を付けても「琉球畳」ということになります。

今度は琉球畳とは、どんな物という事になりますが
恐らく現物を見る機会はとても少ないと思います。
「琉球表」「七島表」　「青表」　これは同じ物を指すのですが
通常の畳が「丸藺草」という細い藺草で織られるのに対して
琉球表は「三角藺草」という藺草で織られます。

新潟名物笹団子を巻いている、やたら丈夫な紐の様な草が
三角藺草です。


結局一言言いたいのですが、そこまで辿り着くまで
結構時間がかかりそうです．．．
続きはNo.２で．．．

お店改造中

平社員１号です。

お店をプチリフォームしました。

グレードアップしたのかと思われるかも知れませんが
残念ながら、正確にはグレードダウンしました。

大正や昭和の時代にお店で実際に使っていた
火鉢や木製テーブル、棚などを出してきて
数十年前にデッドストックになってしまっていた商品
（手回し洗濯機など、今見ると、かなり面白い物があります。）
等を並べてみました

お茶を飲むスペースも整備しましたので
是非お越し下さい。

平社員１号の居心地の良いスペースを作っただけだろうと
人は後ろ指を指しますが、決してそんなことは有りません。

ちなみに近日中にお店に落語を流そうかと検討中～☆

あ～いごこちが良いです。