2014-06-14
平成25年 11月号 茂八通信コラム
焼き物で有名な笠間に行ったときに、ヘリコプターの遊覧飛行に遭遇しました。大人料金が6500円で、子供料金が4000円(3才以上)とかいてありました。丁度その日子供の3才の誕生日だったため、冷やかし半分に「この子は今日誕生日だから今日から4000円ですね」と聞いてみたところ、「生まれたのは夕方だろうからまだ無料だ」という答えが恐ろしい早さで返ってきました。念のために嫁に生まれた時間を聞いてみたところ5時半という事で、そこは嘘付けよと思ったのですが、確かに3才になるには2時間弱の時間があるようでした。嫁の方を見てみると、何故かもう乗る気満々で既に身だしなみを整えています。間抜けな質問をしたばっかりに、払いたくもない一万三千円の金を払い、乗りたくもないヘリコプターに乗るハメになりました。僕は空飛ぶ乗り物が大嫌いです。理由は、電車や船だったら、何かあったときに何故か自分だけは助かるで有ろうと言う、根拠の無い自信が有るのですが、こと空を飛ぶ物となると、どう頑張っても自分だけ助かる事が想像出来ません。乗った瞬間はいそれまでよ状態で、生き残るためにどのような努力をすればよいのか僕には皆目見当がつかないのです。ヘリ内部の軽トラック並みの内装のシケ具合が更に僕の恐怖を誘い耕耘機並の震動の中、空に飛び立ったときは、信じても居ない神様に祈り、降り立ってからはそこら中の物に無暗やたらに感謝を捧げ、何時も飲んでいるファンタオレンジが一際美味しく感じられ、生きている事を実感している今日この頃です。働いている人を面白半分に冷やかすのは命がけだと教わりました。
スポンサーサイト
トラックバック
コメントの投稿
Powered by FC2 Blog
Copyright © 荒物屋 森茂八商店 平社員のブログ + 大判焼きカレンダー All Rights Reserved.