2016-03-08
平成28年度3月号茂八通信コラム
今回は犬のおやつとおならについての相関性について考察してみました。犬などを観察していると、犬は大と小の完全分離に成功しているように思われますが、人間はまだ、そこまで行っていないように思われます。進化が進めば犬のように完全分離できるのか、それとも合理性を追求し進化した結果が今の人間が採用しているシステムである、いわゆる「大は小を兼ねる」的な構造なのか。人間の場合、大の折に小を分離することは、至難の業です。よほど修行を積んだ高名な仏僧などは可能かもしれませんが、僕のような凡人には分離することは不可能です。小の時は大を分離することができます。しかしながら、そこには少なからず相関性があるということは、皆さんも実感されているのではないかと思います。高速道路のサービスエリアで小用を足しているときに、後方から招かれざる気体のノックを感じることがあります。誰もいなければ、それこそ絵画「民衆を導く自由の女神」に従った民のように自由に向かって思うがままに解放されればよいでしょうが、隣におじさんがいるとそうもいきません。僕がいるにも関わらず、平気で人民解放運動をするおじさんも多々ありますが、僕はまだ年端もいかず、例の乙女心のアレもありますので…。そんな中、先日早朝の寒河江サービスエリアで事件が起きました。そのときも後方の気体をなだめつつ小用を足していたのですが、何がきっかけになったのか、いきなり大きな民衆運動に発展し、強く開放を要求されました。僕は「周りにおじさんがいるから、一分待ってくれ」と思い、関所を固く閉ざしたのですが、その関所のわずかなスキをついてほんの一握りの民衆が開放されました。普通にしていれば何のことはないのですが、下手な抵抗をしたのが裏目にでて、ものすごくイビツな形で外に出ました。具体的には、聞いたこともない高音のスタッカートで音が出ました。僕は自分のスタッカートに驚き、狼狽したその隙を見て再び民衆が開放されました。二度目の開放は昔のパソコンを立ち上げる時のポピ音のようなものができました。その二度目の自分のポピ音が笑いのツボにはまり、結果的に最後まで抵抗しつつ、様々な特色を持ったイビツな形の民衆を2秒置き程度の間隔で6回に分けて完全放出するということが起きました。犬におやつを上げるときはコツがあります。犬は大きな一つのおやつをもらうとこう思うそうです。「おやつを一個くれてありがとう」。そのおやつを半分にちぎって分けてあげるとこう思うそうです。「おやつを一個くれてありがとう」×2。大きなおやつを10個に分けてあげると、「おやつを一個くれてありがとう」と10回思うそうです。おならもどんなに小さくても一個は一個、知らないおじさんに変な音を聞かれて恥ずかしーなーと6倍思いました。手も洗わずそそくさと立ち去りました。おならをするときは、一回で大きな丸い形でオーソドックスなやつを出したほうが、お得ですよというアドバイスですが、余計なお世話ですね。書き始めたときは悪気はなかったのですが、途中から自分でも文章をコントロールできなくなりました。反省して二度と下品なことは書かないと誓います。
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