2017-08-15
平成29年8月(第72号)
森さんは、茂八通信でのコラムで、どのくらい話を盛っているのですか?と、いきなりデリカシーのかけらも無い質問をされた時のやり取りです。そんなもん、今のご時世、大人だったら黙って忖度でしょうと思ったのですが...ふと昨年の暮れ、某社の建築部長が少し残業して、遅くなったので急いで帰宅すると、大雪で木がクルマに倒れていて、車が破損してショックだったという話をたまたま思い出しました。僕だったら、せっかくそんなおいしいイベントがあったら、もっと面白く話すぞと思った事を覚えています。試しにその話を題材に、その質問者の前で自分なりに頑張って話を盛ってみることにしました。「クリスマスイブの日(まずここで、早速ひと盛りです。)に、ケーキを囲んで家族が帰宅を待ちわびる家路に着きたいが、残業で仕事が終わらない。やっと仕事が終わると、もう午前0時で下手するとサンタとバッタリ鉢合わせです。猛吹雪の中、時速160㎞のBダッシュで帰宅すると、折からの100年に一度の大雪で、庭にたまたま生えていた樹齢4000年のメタセコイアが根元から折れ、家族の団らんの象徴である愛車エルクランドに倒れて、その影響で、まだローンが180年残っているフルカスタムチューンの愛車エルグランドが縦に真っ二つに割れており、鯵の開きのようになっていた。傍らには板の破片も落ちていた。それを刮目した瞬間、気を失い、目覚めたら5年の歳月が経っていた。その後板の破片を調べると、フィンランドの物で、どうもサンタクロースのソリの破片らしいことが解った。この事故以降、どうやらサンタクロースは、いすゞのエルフに乗って活動しているらしい」という話が出来上がりました。この会話の相手が、「いや~ しかし盛りますね~」というので、僕も思わず後ろ頭をポリポリ掻きながら「いや~今日はたまたま調子が良かっただけで~ こんなに盛れるとは、自分でもびっくりですよ~」等と、その年ダントツ一番の訳の分からないお世辞と謙遜のやり取りを経て、その話は是非コラムに載せてくださいと言います。しかしこんなやり取りをコラムに載せると、僕は完全に虚言癖の変な人になって、そんな人のいる会社には、もう誰も注文を寄こさなくなるから嫌だ!と言ったやり取りを、急に思い出し、思わずコラムに載せてしまいました。いつもはもう少し事実に近いことを書くように努力しています。ところで話は変わりますが、と、はじめこれが前置きで毎年恒例の健康診断の話を書こうと思ったのですが、自分でも怖いくらい盛り盛りが止まらな過ぎて、完全に本題を書くスペースを失いました。
有限会社 森茂八商店 HP
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