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2017-11-08

平成29年10月(第74号)

夏休みも最終盤となり、子供のラジオ体操に、付き添い参加しなければいけないことを思い出しました。僕が小学生の時は、それこそ毎日ラジオ体操に参加させられ、更に出たくもない草野球の朝練もさせられていた事を思うと、ずいぶん楽になったなと思います。草野球は、野球が好きな子供たちは自ら参加していましたが、僕は球技が大嫌いです。昔からなんか転がるものが嫌いなのです。野球帽が流行った時に、皆が被っている黒いGと書いてある帽子を買ってきたら、祖父が「頭やけなるから白いなさせ」と勝手に小松帽子屋さんに換えてもらいに行きました。その持ち帰った白いTの縦縞帽子をかぶって以来、何故か僕は仲間に村八分にされ、親しい友人ですら視線を逸らすようになりました。それからというもの、僕は球技の中でも、特に野球が嫌いなのです。ラジオ体操に行くと、絶対出たくないと言っているにも関わらず、コーチである小池八百屋さんが僕のところににじり寄り、野球に出ろと迫るのです。スポ少などの様に強制力もないので、断れば断れるのです。絶対嫌だというと、脅したりすかしたりして、結局小学校4年生の僕を鶴岡公園に連れていき、ノックなどをするのです。今でもおかしいと思うのは、それでも甲斐甲斐しくノックに飛びついたりしましたが、エラーなどをすると、小池八百屋さんが「お前やる気あるのかー!!」等と大人気もなく僕を怒鳴るのです。僕は当初から一貫して、全くぶれることなく、まっすぐに「全くやる気がない」ことを主張し続けているのに「やる気あるのかー!!」なのです。ねーって言ってるのに...とりあえず僕の時代のラジオ体操というものは、かくも過酷なものでした。それに引き換え今の子供のラジオ体操は、なんとたった2日しかないというのです。という事で、6時に起きて子供を連れてラジオ体操に参加しました。なかなか清々しいものです。二日目、いきなり最終日、早速子供が起きようとしません。業を煮やして「もう勝手にしろ、もうお父さんは行くからな」と焦る子供を尻目に玄関から出て、ふと心に隙間風の様な違和感を覚えました。それは以前、犬の散歩中、犬のお勤めの処理をしている間に、犬と嫁が移動し、結果犬も居ないのに往来の真ん中で犬のお勤め品を回収している状態になってしまった時と、とてもよく似ています。そのまま子供が追いかけて来なかったら、どうなるでしょう?おっさん一人で威風堂々とラジオ体操に参加です。しかもその日はラジオ体操最終日の為に、ご褒美のジュースが配られるという事前情報が、既に流れています。これではまるで、ジュース欲しさに子供も居ないのにラジオ体操に参加している残念なおっさんではないですか。「見て、ジュース欲しくて一人で来たみたいよ。あれって確かモハチのシャチョサンじゃない?」それはもうヒソヒソ話のオンパレードです。そこまで想像して軽く震え、家に戻り子供を引きずってラジオ体操に参加しました。
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