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2008-05-05

立川談志

平社員1号です。

昨日は呉服屋の若旦那に誘われ、生まれて初めて
着物を着て立川談志の落語を見に行きました。

色々有りすぎて、一度では書けませんが
一つ、立川談志の事です。

僕は落語好きですが、そうなったきっかけは
15年くらい前に、テレビで見た立川談志の落語です。

それまで、落語=笑点だと思っていましたので
どちらかというと、時代遅れのエンターテイメントと
思っていました。

確か夜中の一時半頃から三時までくらいだったと思いますが
初め寝ながらBGM代わりに付けていたテレビに談志が登場し
演じ始めたのが「ねずみ穴」という落語で
テレビには終始座布団と談志だけ

次の日早いにもかかわらず、最後はテレビの前で
正座して聞いてしまい、朝まで寝れませんでした。

凄い物をみたと思いました

昨日の立川談志は、体調不良で声が出なくなり
急遽弟子を2人つれて、顔だけだしたと言う感じでした
挨拶と、最後に精一杯の小咄を、文字通り
本当に声がでなくなるまで演じてくれました

前も書いたかも知れませんが、ある落語評論家が言った言葉
「私の一番の自慢は、心ん生、文楽の高座を実際に見たこと」
これは、僕にとっては、本当に羨ましいことです

僕は音源で立川談志の全盛期の落語を、何度も何度も聞いてきました
本人が認めている通り、昨日もし声がしっかりでても、全盛期には
及ばないと思います。

でも、昨日高座に上がった立川談志は
紛れもなく天才を超えた名人立川談志でした

会場に居ながら立川談志と同じ時代に生きていると言うことが
なによりうれしくて

僕は昨日の名人立川談志の高座を
誇りにしていこうと思います



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